Quizletの代わりになるアプリ5選【2026年比較】

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Syntのクイズ画面:日本史のノートからAIが作った選択式の問題と、試験日までのセッション表示

Quizletの代わりになるアプリは? 選び方の軸は「問題を誰が作るか」です。自分で問題集を作って長く回すなら暗記メーカー、単語帳をとにかく手軽に作るならWordHolic!、何年も覚え続けるならAnki、ノートの写真からAIに問題を作らせるならすごい暗記帳、試験日までの計画ごと任せるならSyntが向いています。

最初にお断りしておくと、この記事を書いているのは5つのうちのひとつ、Syntの開発者です。だからこそ、Syntにも他のアプリと同じ基準を当てはめ、他のアプリのほうが向いているケースもはっきり書きます。料金と機能は2026年10月2日に各アプリのApp Storeページと公式サイトで確認したもので、出典はその都度リンクしています。

そもそもQuizletはどうなっているか

Quizletは今も単語カードの定番です。App Storeの日本語ページによると、先生や生徒が作った学習セットは5億件以上、利用者は6,000万人。自分でカードを作ることも、他の人のセットで勉強することもできます。

ただ、記憶を定着させる「学習モード(Learn)」は有料プランの機能です。Quizletの英語版ヘルプセンターでは、無料アカウントで使えるのはフラッシュカードや練習問題などで、Learn・Test・学習ガイドはサブスクリプションの機能として挙げられています(2026年10月2日に確認)。有料のQuizlet Plusは、App Storeのアプリ内課金一覧に¥900と¥4,000の2つが並んでいます。

もうひとつ、共有セットがいくら多くても、自分の定期テストや資格試験の範囲そのもののセットが見つかるとは限りません。見つからなければ、結局自分で入力することになります。そこで「入力の手間をどう減らすか」が、代わりのアプリを選ぶときの本当の論点になります。

比較表

問題を作るのは 無料でできること 有料プラン(App Store) AIで自動作成
暗記メーカー 自分(AIの作問サポートあり) 問題集の作成・解答・共有(問題数に上限) 月¥690・年¥4,980・買い切り¥19,800 ノートや教科書の文章をスキャンして作問
すごい暗記帳 AI(確認・編集してから学習) 写真などからの問題作成・復習(文字入力など一部はPlus) 週¥800・月¥1,400・年¥7,280 ほか 写真・PDF・音声・Webページ・YouTube
WordHolic! 自分 カードとフォルダを好きなだけ作成 月¥680・年¥4,980 プレミアムで画像・PDFなどからカードを自動生成
Anki 自分 パソコン版・Android版はすべて無料 iPhone版AnkiMobileは買い切り¥4,000 なし(標準機能では)
Synt AI(あなたのノートから) テキストや写真から要約・クイズ・暗記カード(作成回数に上限) 年¥4,000・月¥1,500・週¥600 テキスト・写真・リンク、ProでPDF・YouTube

出典:暗記メーカー、すごい暗記帳、WordHolic!、AnkiMobile、Syntの各App Storeページ(アプリ内課金一覧を含む)。同じ期間に複数の価格が並ぶアプリは代表的なものを載せています。実際の価格は購入画面で確認してください。

1. 暗記メーカー:自分の問題集を長く回したい人に

暗記メーカーは「190万ダウンロード突破」をうたう問題集作成アプリで、App Storeの評価は4.7(約1万3千件)。一問一答、選択問題、穴埋め、画像や解説付きの問題が作れ、パソコンのブラウザ版(ankimaker.com)やCSVの読み込みで大量の問題も入力できます。教科書やノートの文章をスキャンしてAIが問題を作る「作問サポート」もあります。

向いているのは、薬剤師・看護師などの国家試験や簿記のように、同じ問題集を何か月も繰り返す勉強です。苦手な問題だけの出題やシャッフルなど、解き方のオプションが豊富です。無料版は広告と問題数の上限があり、プレミアム(月¥690、年¥4,980)で外れます。Syntとの違いは暗記メーカーとSyntの比較で詳しく書きました。

2. すごい暗記帳:写真からAIで暗記帳を作りたい人に

すごい暗記帳は、ノートや資料の写真からAIが一問一答や単語の問題を作るアプリです。写真のほか、PDF、音声、Webページ、YouTube動画にも対応し、わからない問題は「AI先生」に質問できます。忘却曲線を考えた「今日の学習」で復習の順番も決めてくれます。

作った暗記帳を公開したり、他の人の暗記帳を探したりもできます。文字入力など一部の機能はPlusプランが必要で、App Storeには週¥800、月¥1,400、年¥7,280などが並びます。表示言語は日本語と英語です。

3. WordHolic!:単語帳を手早く作るなら

WordHolic!は評価件数15万件を超える、自分で作る単語帳アプリです。カードとフォルダは無料で好きなだけ作れ、30言語の読み上げ、画像付きカード、忘却曲線に合わせた反復、筆記やディクテーションのテストまであります。

基本はカードを自分で入力するアプリです(画像やPDFなどからカードを自動生成する機能はプレミアム)。語学の単語のように一枚一枚が短いものなら、入力の手間はそれほど負担になりません。プレミアムは月¥680、年¥4,980です。

4. Anki:何千枚を何年も覚え続けるなら

Ankiは見た目こそ素朴ですが、医学や語学のように大量の知識を長期間覚える人の定番です。忘れかけた頃にカードを出し直すスケジューラー(SM2とFSRS)が中心にあります。パソコン版とAndroid版(AnkiDroid)は無料で、有料なのはiPhone版のAnkiMobile(買い切り¥4,000)だけ。この売上が開発を支えています。

AIはなく、カードは自分で作るか共有デッキを使います。作り方のコツは暗記カードの作り方にまとめました。

5. Synt:ノートから問題と試験日までの計画を作るなら

Syntは、あなたが読み込んだ教材だけから要約・クイズ・暗記カード・コンセプトマップを作るアプリです。アプリでは試験日と目標点を入れると、その日までのセッションを日ごとに並べ、間違えた問題だけを言い換えて出し直し、前日には範囲全体の模擬試験を入れます。

Syntはブラウザでも使え、テキストを貼り付けるかノートを撮影すれば無料で試せます(作成回数に上限あり)。講義スライドなどのPDFのアップロードとYouTube動画はPro(App Storeでは年¥4,000、月¥1,500、週¥600)です。

正直に書くと、Syntには共有の問題集も、AIに質問できるチャットもありません。他の人が作った教材で勉強したいなら、Quizletやすごい暗記帳のほうが向いています。また、App Storeでの評価はまだ表示されるほど集まっていません。ノートから問題を作る具体例はノートから作った問題の例で見られます。

どれを選ぶか:4つのケース

国家試験や資格試験で、同じ問題を何か月も回す。 暗記メーカーかAnki。問題集を自分で育てていくタイプの勉強には、入力の自由度と出題オプションが効きます。

英単語や語学の単語帳を作りたい。 WordHolic!。無料で枚数無制限、読み上げ付きで、単語帳としてはいちばん手軽です。

ノートやプリントの写真から、すぐに問題にしたい。 すごい暗記帳かSynt。カードを毎日回すことが中心ならすごい暗記帳、試験日が決まっていて要約・クイズ・模擬試験まで計画で回したいならSynt。2つの違いはすごい暗記帳とSyntの比較にまとめています。

定期テストまで2週間、範囲のノートはある。 Synt。ノートを読み込んで試験日を入れれば、残りの日数に合わせて復習が並びます。まずはノートから問題作成のページで、登録なしで3問試せます。

まとめ

Quizletの代わりは1つではありません。問題を自分で作るなら暗記メーカー、WordHolic!、Anki。AIに作らせるならすごい暗記帳かSynt。迷ったら、今手元にある教材を1ページ用意して、それぞれの無料版で問題にしてみるのがいちばん早い比較になります。Syntならブラウザでそのまま始められます。