WordHolic!とSynt、どちらを使うべき? 英単語や語学の単語を自分で一枚ずつカードにして、読み上げを聞きながら何度も回すならWordHolic!。教科書やノートの文章から問題と暗記カードをまとめて作り、定期テストや期末試験の日まで計画どおりに回したいならSyntです。WordHolic!は「短い単語カードを手早く作って回す」道具、Syntは「長い文章を試験までの練習に変える」道具です。
この記事はSyntの開発者が書いています。WordHolic!のほうが優れている点も隠さずに書きます。料金と機能は2026年10月31日に両アプリのApp Storeページで確認したものです。
ひとことで言うと
WordHolic!(ワードホリック)は、自分で作る単語帳アプリです。App Storeページの評価は4.7(約15万件)。カードとフォルダは無料で好きなだけ作れ、30言語の読み上げ、画像付きカード、忘却曲線に合わせた反復、筆記やディクテーションのテストがあります。iPhoneのほか、Google Playでも配信されています。
Syntは、あなたのノートや教科書の文章を読み込んで、AIが要約・クイズ・暗記カード・コンセプトマップを作るアプリです。試験日と目標点を入れると、その日までのセッションを日ごとに並べ、間違えた問題だけを言い換えて出し直し、前日には範囲全体の模擬試験を入れます。
比較表
| WordHolic! | Synt | |
|---|---|---|
| カードを作るのは | 自分(プレミアムで画像・写真・PDFなどから自動生成) | AI(読み込んだ教材だけから) |
| 得意な内容 | 単語・語句のように一枚が短いもの | 教科書やノートの文章 |
| 学習の形 | カード、スライドショー、筆記・ディクテーションのテスト | 要約、選択式のクイズ、暗記カード、コンセプトマップ |
| 読み上げ | 30言語 | なし |
| 試験日までの計画 | なし(忘却曲線に合わせた反復) | あり(試験日・目標点から逆算、前日に模擬試験) |
| パソコン | パソコンで作ったファイルを取り込める(学習はスマホ) | ブラウザ版(スマホと同期) |
| 共有 | バックアップ出力したファイルを友だちに渡して取り込む | 作ったクイズをコードかリンクで共有 |
| 無料版 | カードとフォルダは無制限、広告あり | 作成回数に上限 |
| 有料プラン(App Store) | プレミアム 月¥680・半年¥3,180・年¥4,980、広告フリー 月¥360・半年¥1,380 | Pro:年¥4,000〜・月¥1,500〜・週¥600〜 |
出典:WordHolic!のApp Storeページ(説明文とアプリ内課金一覧)、SyntのApp Storeページ(アプリ内課金一覧)。Syntは同じ期間に複数の価格が並んでいるため、いちばん安いものを「〜」で示しています。実際の価格は購入画面で確認してください。
WordHolic!は無料でどこまで使える?
App Storeの説明によると、カードとフォルダの作成は無料で無制限です。読み上げ、画像の追加、反復学習、テストも無料版で使えます。
プレミアムプラン(月¥680・半年¥3,180・年¥4,980)で増えるのは、複数の端末でのデータ同期(自動バックアップ)、スライドショーのバックグラウンド再生、画像・写真やPDFなどからのカード自動生成、文字の装飾、広告非表示などです。広告だけを消したいなら、広告フリー(月¥360・半年¥1,380)もあります。
WordHolic!はパソコンで使える?
App Storeの説明にあるのは、パソコンでデータを作ってファイルで取り込む方法です。何百語もある単語リストは、パソコンで作ってからアプリに読み込めます。一方で、公式のApp StoreページとGoogle Playのページを見た範囲では、パソコンのブラウザで学習する版は見つかりませんでした。学習そのものはスマホやタブレットで行うアプリです。
Syntは逆で、ブラウザ版がそのまま使えます。パソコンで教材を貼り付けて作ったクイズや暗記カードは、スマホのアプリと同期されます。
WordHolic!が強いところ
単語帳としての手軽さ。 表と裏を入れるだけでカードができ、サブフォルダーで整理もできます。英単語、韓国語、中国語のように一枚が短い内容なら、手で入力してもそれほど負担になりません。
読み上げと聞き流し。 30言語の読み上げがあり、自動めくりのスライドショーで音声だけの学習もできます。リスニングや発音の練習は、Syntにはない機能です。
語学向けの細かい機能。 中国語のピンイン自動挿入、日本語のふりがな自動挿入、筆記・ディクテーションのテストなど、語学学習者向けの機能がそろっています。
無料で無制限。 カードとフォルダを好きなだけ作れるのは、無料版としてはかなり大きな強みです。
Syntが強いところ
長い文章から問題を作れる。 日本史の流れ、理科の仕組み、古文の解説のように、一問一答にしにくい内容こそ手入力では時間がかかります。Syntはノートやプリントを貼り付けるか撮影するだけで、要約・クイズ・暗記カード・マップをまとめて作ります。写真からカードを作るのは、Syntでは無料で試せます(作成回数に上限あり)。写真から暗記カードを作るページで流れを見られます。
試験日から逆算した計画がある。 試験日と目標点を入れると、残りの日数に合わせて要約、クイズ、暗記カード、マップ、間違いの復習が日ごとに並び、前日には模擬試験が入ります。計画の立て方は逆算で作る勉強計画で解説しています。
問題が授業の言葉のまま。 問題も選択肢も読み込んだ教材から作られるので、先生のプリントの言い回しのまま練習できます。実際の例はノートから作った問題の例で見られます。
一方で、Syntができないこともはっきりさせておきます。読み上げ、カードを一枚ずつ手で書く機能、ふりがなやピンインの自動挿入はありません。PDFとYouTubeの読み込みはProの機能です。語学の単語帳としては、WordHolic!のほうが向いています。
どちらを選ぶか:3つのケース
英単語や語学の単語帳を作りたい。 WordHolic!。無料で枚数無制限、読み上げ付きで、単語帳としてはとても手軽です。
定期テストや期末試験が2〜3週間後で、範囲のノートやプリントがある。 Synt。ノートを読み込んで試験日を入れれば、その日までの復習が並びます。まずはノートから問題作成のページで、登録なしで3問試せます。
両方使う。 英単語はWordHolic!で毎日回し、社会や理科のように文章で覚える科目はSyntでノートから問題にする。科目ごとの分担です。
ほかの暗記アプリとの比較は、Quizletの代わりになるアプリ5選、AnkiとSyntの比較、モノグサとSyntの比較、すごい暗記帳とSyntの比較にまとめています。
WordHolic!についてよくある質問
WordHolic!は無料ですか?
無料で使えます。App Storeの説明では、単語カードとフォルダは無料で好きなだけ作れます。プレミアム(月¥680・半年¥3,180・年¥4,980)にすると、端末間の同期、画像やPDFなどからのカード自動生成、広告非表示などが加わります(2026年10月31日に確認)。
WordHolic!はパソコンで使えますか?
パソコンで作ったデータをファイルで取り込む機能があります。App StoreとGoogle Playのページを見た範囲では、パソコンのブラウザで学習する公式の版は見つかりませんでした。学習はスマホやタブレットで行います。
WordHolic!で写真からカードを作れますか?
画像・写真やPDFなどからカードを自動生成する機能は、プレミアムプランの機能です。無料版では、カードは自分で入力します。
WordHolic!の単語帳は友だちと共有できますか?
できます。アプリのメニューからフォルダ内のカードをファイルで書き出し、友だちがそのファイルを自分のアプリに取り込む方法です。
まとめ
WordHolic!は、単語カードを手早く作って読み上げと一緒に何度も回すための、無料で使いやすい単語帳です。Syntは、教科書やノートの文章を試験日までの練習に変える道具です。単語ならWordHolic!、文章で覚える科目の試験対策ならSyntを試してみてください。